パートナーの浮気が発覚し、怒り狂っていたあなた。ですが、私からの「落ち着いてください」というアドバイスをしっかり聞き入れてくださり、ありがとうございます。
その素直さと実行の速さが、あなたを地獄のどん底から救い上げていきますからね。後は、必要な情報を学んでいくだけです。
ここからは、探偵事務所・興信所の探偵に浮気調査の依頼を出す前に「やっておいた方がいい4つのこと」をご紹介します。これを決めておくことで、今後の浮気調査依頼がスムーズにいくことでしょう。
やっておいた方がいい4つとは?
最初に結果から話しましょう。やっておいて欲しい4つのことは以下の通りです。
- 進みたい方向性
- 知っていることの整理
- パートナーの行動記録(1か月程度)
- 提出書類の準備
詳しく説明していきましょう。
進みたい方向性
「冷静になってください」とお話ししたときにも議題にあがりましたが、あなたが進みたい方向性を明確にしておきましょう。
- 離婚する
- 浮気・不倫をやめさせる
- 我慢する(復縁する、別居する)
のどれかになるでしょう。探偵に浮気調査を依頼するくらいですから、「我慢する」はないでしょう。とすると、離婚するか浮気・不倫をやめさせるかの二択になります。
この違いは、証拠書類をどれくらい準備するかが変わってきます。もちろん離婚すると決めた方が集める証拠の数は多くなります。
というのも、離婚する際に「パートナーの不貞が原因」としたい場合、パートナが浮気・不倫しているという客観的証拠が必要となります。そして、客観的証拠となるのは、パートナーがあなた意外と肉体関係をもっていると立証できる証拠になるわけです。
ただ、この客観的証拠は1日だけのものでは効果が薄いと言われています。複数日分の証拠が必要なのです。
このように、離婚などの裁判で使う資料は、徹底的な調査が必要です。その分、費用も高くなることを覚悟しなくてはいけません。
反面、不貞の事実を突きつけて浮気・不倫をやめさせたいだけでしたら、一日だけの客観的証拠でも十分でしょう。そうなれば余分は料金は支払う必要はなくなります。
このことを決めずに探偵事務所や興信所に行くと、具体的な契約内容を決められないため抽象的な話ばかりになり時間を浪費してしまいます。もし、悪徳探偵事務所・悪徳興信所に行ってしまった場合は、有無をいわさず裁判用の方向性で話を進められ高額な料金設定になってしまうかもしれません。もしかしたら、抽象的な打ち合わせで中菱相談費用を請求されるなんてことになるかもしれません。そういう無駄な費用を支払わないためにも、どちらがいいのか自分の中で答えを出しておきましょう。
知っていることの整理
次は、あなたの知っている情報を整理することが必要ですね。探偵といえど、何も手掛かりがない状態での調査はかなり難しいですし、前情報がないと膨大な時間がかかるため費用もドンドンねが上がります。そのため、あなたが知っている情報を提供する必要が出てきます。
この提出情報が詳細、かつ、豊富であればあるほど浮気調査にかかる時間が少なくなり依頼料金も低く抑えることが可能です。ですから、あなたの知り得た情報をしっかりと整理し提示できるようにしましょう。
- パートナーがよくいく店
- 浮気・不倫相手の情報(氏名、勤務先、職柄、住所、乗っている車の車種・ナンバーなど)
- 密会しているであろう場所
- ラインでのやり取り履歴
などがあるとかなり有利です。是非、探っておき整理しておきましょう。
パートナーの行動記録(1か月程度)
そして、最も大事なのがパートナーの行動記録です。これがあるだけで依頼方法の幅が広がるだけでなく、探偵側と綿密な打ち合わせができます。
では、どんな行動記録が重要なのでしょうか?
可能であれば、一日どこにいって、どこで時間をつぶしているのかが全てわかると最高です。ですが、そんなことは不可能ですので、外出している時間を記録するようにしましょう。
- 3日休日 11時から17時まで外出
- 4日出勤 8時から23時まで外出。(呑み会だったと言っている)
- 5日出勤 8時から18時まで外出
といった具合です。
これを1か月くらい記録していくことで、浮気・不倫相手とどのタイミングで会っているかを予測できるようになるかもしれません。こうなったら、かなり有利な状況となり、調査費用も抑えられますし浮気の証拠をとれる可能性も上がります。
提出書類の準備
また、浮気調査を依頼する時点で、基本情報を提示しなければいけないです。これは、契約や調査をスムーズに行うためですので、しっかり準備しておきましょう。一般的に必要なものは、
- パートナーの顔写真(複数枚)
- 個人データ(氏名、生年月日、体形や特徴、パートナーの勤務先。乗っている車の車種・ナンバー、主な移動手段など知っていることはなるべく全て)
- 浮気調査を依頼しようと思った経緯
です。
パートナーの顔写真は浮気調査をする時に活用されます。パートナーの顔が分からなければ浮気現場を抑えることができません。ですから、なるべく新しい顔写真を用意し、かつ、色々なパターンの写真を複数枚用意するようにしましょう。
体形や服装などが分かるような全身写っているものから、顔をアップしたものまで揃えておけば万全です。
個人情報も調査をするにあたって使用する情報です。浮気・不倫相手が誰だか全く見当がつかない場合は、パートナーの勤務先から尾行する場合もあります。そのような様々なパターンで動けるように情報を提示しておきましょう。
さらに、浮気調査を依頼しようと思った経緯や動機もちゃんと説明できるようにしておきましょう。なぜならば、犯罪目的に調査を依頼する人もいるため探偵事務所や興信所も慎重になっているからです。
あなたが信頼できる人物だということが伝わるように、正直に依頼に至った経緯を説明できるようにしておきましょうね。誠意ある説明があれば探偵も理解してくれます。また、良心的な探偵であれば値段を下げてくれるかもしれません。
これをやっていないとこうなってしまう!
いかがですか?思った以上に準備しなければいけないことが多いため、ビックリしたかもしれません。内心「めんどくさいな」と思っているかもしれませんね。
ですが、この準備ができていないと浮気調査料金はドンドン上がっていきます。本音を言えば全て捜査して欲しいものですが、そんなことをしてしまえば膨大な値段を請求されてしまいます。
また、値段が安くても欲しい結果や報告書をもらえないパターンもあるため、大損する可能性が高くなるのです。
お金は有限です。無駄な費用を支払わないようにしっかりと準備し、適正な値段で浮気調査の依頼をしていきましょうね。
あくまでも秘密裏に進めよう!
また、注意してほしいことはパートナーに浮気調査関係についてバレないようにして欲しいということです。
人というのは、人に言えないようなことをしている時は5感や第6感が研ぎ澄まされています。そんな中、あなたがパートナーを探るようなしぐさを見つけてしまえば証拠を全て消されてしまう可能性がでてきます。
そうなっては、浮気の証拠をつかむことができなくなってしまいます。ですから、ばれないように慎重に情報を集めましょうね。